「幼児専門 さんすう塾」
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幼児からの思考力養成ブログ

算数が好きな子に育てるために必要なこと

2024/03/07

算数が苦手になる理由

シナプスには算数が得意分野になってほしいとの保護者様の願いで3歳から通われる方が多くいます。

その中には、保護者様自身が算数・数学に苦手意識を持っていて、わが子にはそうなってほしくないとの願いで通われている方もいます。

算数が苦手になる理由には、なぜそうなるのか?の本質的な理解をしないまま、ひたすら問題を何回も解いて、問題の解き方を覚えることが、算数の学びだとしてしまっているからです。

算数・数学が苦手になるのはいつから?

文部科学省などによる調査で、小学6年生までは6~7割が算数が好きと回答しており、それほど算数が嫌いな子どもは多くありません。

しかし、学年が上がるにつれて好きな割合が減り、高校では4割を切ります。

問題の解き方を覚えさせる算数・数学の指導では、学年が上がるごとに難易度が増す問題についていけず、最後には覚えきれずに解けなくなります。

学ぶ楽しさと疑問の探求へ

算数を苦手にさせないためには、学ぶことの楽しさを感じ、そこから新たに疑問が生まれるような学習をさせることです。

例えば、計算練習でもシナプスでは、1桁同士の繰り上がりのあるたし算で、次のような問題を出します。

63921347189763921

最初の2マスは好きな数字を書き、たし算をして、次のマスに書きます。

6+3=9、次のマスは前の2マスのたし算で、3+9=12ですが、一の位の2だけを書きます。

そして次のマスは前の2マスのたし算で、9+2=11ですが、一の位の1だけを書きます。

このようにして、すぐ前の2マスに書き入れた数を足して、足した答えの一の位の数字を次々と書き入れていきます。

15回までたし算をしたら終わりです。

では、最初の数字を変えて、2マス目の数字は同じにするとどうなるでしょうか。

73033695493257291

最初の数字を変えても、2マス目の数字が同じであれば、15回目のたし算の最後の答えは、必ず同じになります。

「ほかの数字でも同じになるかな?」

「2マス目の数字を変えるとどうなるかな?」

「最後の数字はどうして同じになるのかな?」

など、疑問がわき始めると面白くなり、子どもは自発的に計算を何回もします。

楽しさと同時に探求心をくすぐることが大切で、子どもが「これはどうして?」と疑問に思うことを褒めて伸ばしていくことが算数を好きになる学びだとおもいます。

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書き手プロフィール

講師:片岡蘭

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。

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