「幼児専門 さんすう塾」
幼児から始めて、受験、大人になっても役に立つ「思考の基礎力」を養成

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幼児からの思考力養成ブログ

幼児から身に付けておきたい、今、数学で求められるチカラ【公立高校受験分析】

2019/09/14

2019年度公立高校入試分析

名古屋駅近くで開催されたエデュケーショナルネットワークさん主催の塾向け入試分析会に参加してきました。

数学、英語、国語、理科、社会の5教科について入試分析をされましたが、今回は数学にスポットを当ててご紹介したいと思います。

また、分析のお話を拝聴しながら、幼児からの算数専門塾として、幼児期から身に付けられる、大人になっても役に立つ数学的要素についても考えていきます。

数学入試の全国的な傾向としては

  • 「計算・一行問題」が全国的に易化
  • 「図形」は高度な処理力と図形への慣れをみる問題に
  • 「関数」「データの分析」は読解力や条件整理が必要な思考力が問われる長文問題の増加
  • 大学入試改革の影響で日常生活をテーマにした問題の増加
  • 複数単元の融合問題の増加
  • 全国的には典型題が大半を占め、「確実な知識を問う」傾向が強い
  • 一時増加した記述問題は減少

大学入試センター試験に代わる大学入学共通テスト・新学習指導要領の影響は?

  • 「製本の方法」「座席の座り方」「ラグビーのルール」など、時事や日常生活を意識させる問題が増え、難しい、というよりは、手間がかかる、という問題が目に付くように
  • 思考力系の問題は「空所補充型」で順を追って考えさせる形式が主流になる可能性も

2020年度以降の公立高校入試がどのように変わっていくか

徳島県の入試で「ラグビーワールドカップ2019」についての図形の証明問題が出題されました。

解答はとてもシンプルですが、問題文中にはラグビーのルール説明があり、図の説明や作図をする上での前提条件なども書かれているため、数学が得意な受験生であっても、文章が正確に読み取れなければ「解きにくい問題」となるでしょう。

また、近年では「ひな形」を身に付ければ対応できる「合同・相似の証明」が減り、ラグビー問題のような初見に近い内容を自分で筋道を立てて考えていく問題が増えています。

しかし、一見すると特殊で難しそうな問題のように思えますが、実際は教科書レベルの知識を使いこなせれば解くことができます。

解法パターンの丸暗記ではなく、知識の理解に重点を置いた対策が必要不可欠です。

幼児期から身に付けられる、大人になっても役に立つ数学的要素

  • 順を追って物事を考える
  • 身の回りの出来事や、日常生活に意識を向ける
  • 聞かれていることに正確な受け答えをする
  • 確実な知識を身に付ける
  • 身に付けた知識について、なぜそうなるのか、理解を深める

学問の基本であり、生きていくうえで必要な能力は、算数でも数学でも変わりがありません。

それらを入試で確かめられるような問題内容に変わってきています。

上記に挙げた内容は幼児からでも十分身に付けていける能力です。

シナプスでは大人になっても役に立つ能力を幼児期から教えています。



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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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