
皆さま、こんにちは。
先日、手づくり絵本「かずの0(ゼロ)」を題材にしたワークショップを開催しました。
そこで先生方と一緒に絵本を作っている時、ある感想をいただき、私自身「ハッ」とさせられたことがありました。
「雪だるまが溶ける」は、もう当たり前じゃない?
その先生はこうおっしゃいました。
「果たして今の幼児たちは、積もった雪で雪だるまを作った経験があるだろうか。そして、それが溶けてなくなってしまう現象を、目の当たりにする機会があるだろうか」
と。
地球温暖化が進む今、地域によっては「雪」は身近なものではなくなっています。
2026年の大寒で名古屋で積雪があり、午前で溶けてしまいましたが、雪を経験できた子がいたら嬉しいです。
「形あるものが溶けて、何もなくなってしまう=ゼロになる」という感覚。
私たちが子どもの頃に体感として知っていたことが、今の環境では「教えられないとわからない概念」になりつつあるのかもしれません。
算数の「おつり」がピンとこない子どもたち
同じような変化は、私たちの生活のあちこちにあります。 例えば、算数の引き算でよく出る「お買い物とおつり」の問題。
最近はカードやスマホ決済が主流になり、子どもたちが「小銭を出し、おつりを受け取る」という光景を見る機会が激減しました。 「お財布からお金が減る」「おつりが戻ってくる」という物理的な感覚がないため、文章問題として出されても、イメージがしづらくなっているのです。
「今」を生きる子どもたちに、何を伝えられるか
時代が変われば、子どもたちの「体験」も変わります。 昔ながらの教え方が伝わらなくなっているのは、子どもたちのせいではなく、それだけ環境が変化したということ。
だからこそ、手づくり絵本のような活動を通して、
- 目に見えない「概念」をどう楽しく伝えるか
- 失われつつある「季節の感覚」をどう残していくか
そんなことを、これからも保護者の皆さまと一緒に考えていけたら嬉しいです。
皆さんの周りでも、「最近の子どもたちは、こんな経験が少なくなっているかも?」と感じることはありませんか?ぜひ、読み聞かせの時などに意識してみてくださいね。
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書き手プロフィール

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
TEL : 052-720-7900
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