
小学校で習う算数は基本的、基礎的な内容となっている。
一方、中学校受験の算数は小学校で習う基本的知識を得ていることを前提とし、読解力や思考力などを駆使した発展的な考え方が求められ、小学校の算数と比べると、中学受験で求められる算数の難易度ははるかに高いと言える。
また、算数は義務教育の中でも将来的に役立つ理論が多く含まれている教科であるため、中学校受験では特に算数を重要視する風潮は高まってきている。
さらに中学受験の入試問題は高校受験にくらべて難易度が高い傾向にある。なぜなら高校受験は中3生のほとんどが受験する為、学力、偏差値など幅広い層を受け入れることに注視しなければならない。
受験算数と数学の違い
数学と算数の大きな違いは、「抽象的概念」を扱っているかどうか?にある。
「算数」は身の回りの数や形を使って、考えたり計算したりする力」、即ち日常生活において必要な、「計算」や「形」を求めるための知識を育む。
「数学」は数や図形のきまりを使って、より広く深く、論理的に思考する力を重視、つまり日常生活においては目に見えていない「世界の在り方」を論理的に解明する知識。
といえる。概念的な点としては上記があげられるが、「勉強」という点で最も大きな違いは「方程式の不在」 があげられる。
中学受験の算数では「方程式」を使わない。
従って、表に書き起こして条件を整理し、答えにたどり着く思考力が問われている。
中学受験の算数では、自分が持つ解法の選択肢から何を使えば解けるのか?そのプロセスを経て、思考力を育てることがより重視される事となる。
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書き手プロフィール

塾長 片岡 聡子
数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
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