「幼児専門 さんすう塾」
幼児から始めて、受験、大人になっても役に立つ「思考の基礎力」を養成

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幼児からの思考力養成ブログ

幼児期に学習すべき「原数学」②

2025/08/04

身のまわりの量

私たちの身のまわりに存在するものや現象はすべて量をもっており、それらの量には、大きい⇔小さい(大きさ)、重い⇔軽い(重さ)、強さ、固さ、暑さ、明るさ、速さ・・・等さまざまな形の量があります。

これらの量をさけて私たちは生きていくことはできません。

私たちは、これらさまざまな量を適確にとらえ、自分のなすべきを決めていっているのです。

身の回りの量を自分の感覚器官でとらえ、これを論理的に扱ってこそ、よりよい生活を切り開いていくことができるでしょう。

そのためには量のちがい、量を表す言葉、量の比較、量の性質、量を数値化することなど量の概念を正しく身につけることがなくてはなりません。

量の体系

感覚でとらえた、生活そのものである量を系列化し、論理的な手続きを通して数値化するに至るまでの「量の体系」をきちんと学習していくには、論理的思考なしではできません。

正しい量の体系をきちんと獲得し、これを獲得していく過程で子どもたちは、論理的にものごとを考えていく力も、身につけながら知的な発達をしていきます。

子どもたちは、新しく獲得した量の概念の上にたって、新しく可能になった思考をしながら新しい生き方を切り開いて発達していきます。

私たちは量の体系をきちんと指導するのに、量の分類から始まり量の演算に至るまでの望ましい理論にのって系統的な教授・学習過程を組み立てていかなければなりません。

空間・図形学習

数量学習と並行していかなくてはならない算数の学習に空間・図形学習があります。

これは量をもつものや量をもつ現象、自分たち自身がのっている空間そのものの学習です。

私たちは、量を抜きにして生きていくことができないと同様、空間を抜きにして生きていくことはできません。

空間をどうとらえ、空間の中にあるものの空間的な関係をどうみるかによって私たちの生き方も大きく変わってきます。

子どもたちがより良い生き方をするために、私たちは空間を正しくとらえていけるような学習を数量学習と並行して考えています。

空間といっても初期の段階では二次元空間(平面空間)であるわけで、この空間を正しくとらえやすくするような学習を空間・図形学習として考えています。

抽象、一般化するための基盤 分析・総合の思考、構造理解

幼児に抽象したり一般化したりする、いわゆる論理的思考は無理なのでしょうか。

ものごとを抽象するためには、事象を分析し、それを総合する思考、(分析・総合の思考)が基盤にあり、その思考なしでは物事の抽象などできないのは当然でしょう。

抽象する力が幼児にはないのでなく、その思考をまだ自分で作り出していくことができないのです。

その為、幼児にはきちんとした過程を通しながら、分析したり総合したりする論理的科学的な思考ができるようにしていかなくてはなりません。

この分析・総合の思考は、量の体系を主軸とする算数教育の中では欠かせない特徴的な思考であるばかりでなく、あらゆる教育の中で必要になってくる基本的なものです。

また、この分析・総合の思考こそものを抽象する大もとで知的発達を促すのに大きな役割を果たしています。

ものごとを一般化できるためには、そのものごとや現象の中の構造がはっきりわかることが基礎にあるので、構造をはっきりとらえさせるような指導なくして、一般化はできません。

分析・総合、構造という算数教育に見られる特徴的な思考をきちんと指導しなくては、ものごとの抽象や一般化などうまくいくはずがありません。

幼児教育はなぜ必要か

子どもたちは、いろいろな遊びや周囲の人との接触の繰り返しの中で、感覚を発達させ、新しいことを発見し、知っていきます。

そして知的な力の基礎が形成されていきます。

私たちは、知的発達を促すためには、発達を自然のうちに放置しておくのではなく、発達の初期の段階から確実に積み上げていく必要があると考えています。

小学校に入る前に、そこに進むために必要な基礎的な概念や認識、思考方法を、教科学習の準備のための基礎教育として指導しなければなりません。

自然な刺激や環境をなまのまま、たび重ねて与えるというのではなく、それらのうちにある原理や本質また無意識のうちに使われている概念を意図的に抽出し、それを明確に表したものに置き換えて提示します。

子どもの認識過程の発達に合わせ、かつ数学の論理に基づいて系統的に組み立てられた学習過程に則って進めて行かなければなりません。

これにより幼児の子どもの頭の中にも、ものごとの原理、本質、概念が理解され、はいっていくのだと思います。

こうして知的な発達の基礎が積み上げられ土台が形成されるのだと思います。

それらを習得させた上で教科教育へと発展させたいと考えています。

発達の初期の段階で意図的に指導されることで、子どものものの見方や考え方は、確実で急速な発達を遂げるのではないかと思われます。

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書き手プロフィール

講師:片岡蘭

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。

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