保護者様と面談する際、お子様の学習タイプとしてよく例えていう言葉に「新幹線と各駅停車」があります。
目的地＝学習で言うところの、1つの単元修了に行きつくまでのスピードを意味します。
誰しも新幹線で目的地に着くのが最良と考えます。
正確にそして早く到着できれば、ベストでしょう。
でも生徒たちは皆、新幹線で目的地に行ける子ばかりとは限りません。
じっくりじっくり1駅ずつ確かめて、ゆっくりだけど確実に1駅ずつの景色もしっかり記憶に残し、目的地に向かうタイプの子もたくさんいます。
また各駅停車の方が万が一、路線を間違えたとき、気づいた地点ですぐ降りられる駅があります。
新幹線ではそうは行きません。
もう１つ、計算は早いけどミスをしがちなタイプの子と、計算は正確にするのだけれど時間がかかり過ぎて、問題が最後まで終われないタイプの子がいます。
どちらが最終的に制限時間内に正答率を上げられるかと言うと、圧倒的に後者です。
ミスの多い子は、なかなかその癖が修正できません。
でも時間がかかり過ぎるタイプの子は、毎日コツコツ計算練習を続けることによって、スピードが目に見えて速くなっていきます。
こう言った過去の指導経験により、保護者様には何でも早ければ良い訳ではないとお伝えしています。
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書き手プロフィール
塾長 片岡 聡子
数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。
幼児からのさんすう×ことば／シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
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TEL : 052-720-7900
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