
算数に何故文学表現が必要なのか?
冬期講習特別企画にて、劇団そらのゆめ主宰の川村ミチル先生による「表現ワークショップ」を開講しました。
算数専門塾のシナプスが、プロの演劇人である「劇団そらのゆめ」主宰川村ミチルさんの表現ワークショップを企画実施し始めてもう6年近くになります。
算数に何故演劇が必要なのか?
それは言葉を深く理解する為です。
書かれている文字をただ目で追い読み上げるだけでは、文字で提示された内容を本当に理解しているかどうか分かりません。
算数の文章題に限らず、全ての教科で提示される文字・文章は、字ズラだけを追っているのであれば非常に抽象的な情報です。
抽象的な文章を、それぞれの頭の中で映像化
人はその抽象的な文章を意識しないまま、それぞれの頭の中で映像化し深い理解につなげているのです。
その過程は正に台本を読み、セリフを言って舞台に立つ役者そのものです。
ところがここ数十年、文章から映像を思い浮かべることが不得手な生徒がどんどん増えています。
抽象的な文章を映像化できない子どもの増加
この状況に10年以上も前から危機感を持ち始めた塾長片岡(若い頃劇団うりんこに所属していました)が企画したのが表現ワークショップです。
この企画に非常に興味を示し、わざわざ東京から見学に来て頂いた森さんからの感想を以下に紹介します。
森さんは、「ことば・もじから受けた情報を基に、自分の意見をまとめ発表する」ことを目的とした“ことばキャンプ”教室を東京で開講して見える方です。
表現ワークショップを見学して ~ことばを引き出し、表現する
1つの事象から、子どもたちの「ことば」を引き出す様々なアプローチには、『流石❕』と見入りました。役者や演出家ではない私でも、今までとは違った角度から、そして画一的ではなく一人一人の子どもそれぞれへのアプローチに工夫を凝らせば、隠れていた子どもたちの言葉を表現する力、そして語彙力も限りなく増えていく可能性を感じました 。

春期講習でも特別企画として表現ワークショップを開催します。
詳細を2月にはアップいたしますので、乞うご期待!
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書き手プロフィール

塾長 片岡 聡子
数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
※ 駐車場完備
※ 地下鉄桜通線車道駅2番出口北へ徒歩2分
TEL : 052-720-7900
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