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幼児からの思考力養成ブログ

将来役立つおもちゃってなに?「つみきに潜む数学と幾何学」

2019/06/08

おもちゃから数学へ

「未来をひらく数学」と「だれもがやってみたくなる数楽」をめざし、日々の授業実践研究を進めている数学教育協議会の東海地区研究大会に参加してきました。

おもちゃデザイナである相沢康夫氏の積み木パフォーマンス&講演「つみきに潜む数学と幾何学」を拝聴し、つみき(多面体)がこんなに奥深いとは、と感動。

3さいから遊べるつみき、立方体(正六面体)から正八面体へ。ふたつはとっても仲良し。

立方体の六面、それぞれの面の真ん中に点をとり、

その点を結ぶと正八面体が登場します。

正八面体の、それぞれの面の真ん中に点をとり、

その点を結ぶと、立方体が登場します。

3さいにも馴染みのある立方体と普段あまり目にしない正八面体がとっても仲良しなことがここから分かると思います。

そんな正八面体を線で分割したおもちゃがこちら。ネフ社のダイヤモンド

お腹部分の正方形の4つの線にそって、輪切りにしてあり、中は空洞にくりぬいてあります。好きに組み立てて遊びます。

一番小さいピース4つぶんがぴったり1つのピースに収まり、お花が咲きました。

なぜぴったり収まるのか?疑問に思った子は数学の世界の門をたたいてみよう。

幼児さんは、ぴったり収まる、という経験をたくさん積んで数学の素地をつくれます。

「ぴったり収まる」は、心の安定、安心感へつながる。

1歳ぐらいの子は、つみきの穴に円柱がぴったり収まるつみき遊びがおすすめ。

手先がまだ不安定なので一度ですっとは入れられませんが、一人で入れられるまで、待ってあげましょう。

もちろん、何度かお手本は見せてあげます。

欠けているところに、ぴったり収まると目を輝かせて子どもは喜びます。

色んなつみきでバランスをとって遊んでみよう。小学校高学年向け。

正方形以外にも、正六角形をつなげたつみきなどいろいろなつみきがあります。

バランスを取りながら、色々なつみきを組み合わせて花束を作ります。

幼児のおもちゃ&幼児教育の著名人

後ろのホワイトボードに描かれている4人の人物のご紹介。

F・フレーベル、K・ネフ、P・クラーセン、Y・アイザワ

今回講演して頂いた相沢さんが影響を受けている方々。

特にフレーベルは幼児教育の祖として知っている方も多いのではないでしょうか。

相沢さん、絵がお上手ですね。

漫画で描いた子育て本を出しているぐらい絵がお上手ですから、気になった方はチェックしてみてください。

ピタゴラスの定理に使える見た目に美しいカラフルつみき

見た目にも美しいカラフルつみきは三平方の定理を体験するパズルとしても使えます。

もちろん、幼児さんがおもちゃとして積んだり、模様をつくったり、遊ぶものでもありますので、長ーく使えそうですね。

大人から子供まで、楽しめるつみきは奥が深いですね。

ますますつみきの世界にはまっていきそうです。



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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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