
算数の基礎が身につく!「タイル」を使った計算から暗算ができるようになるまでの4ステップ
「指やブロックを使わないと計算できなくて、このままで大丈夫かしら?」と不安に思うことはありませんか。幼児・小学生のさんすう指導において、保護者の方からよくいただくお悩みのひとつです。
シナプスでは「水道方式」という学習法を取り入れ、「タイル」という教具を使って算数を学んでいきます。
水道方式とは、目に見えない抽象的な「数」を、丸暗記ではなく「見て・触って・納得して」論理的に理解するための算数指導法です。そこで活躍するのが「タイル」です。正方形の小さなブロックを使い、「1が1個で1」「1が10個集まると10の1本タイルになる」といったように、数の大きさを視覚的・感覚的にとらえることができます。
先日も、教室に通う生徒の保護者様からこのようなご質問をいただきました。
「タイルのおかげで理解はできているのですが、逆に言うとタイルがないと答えが出せない状況です。最終的には、タイルなしでも頭の中で操作できるようになるのでしょうか?これから繰り上がり・繰り下がりに入るとさらに不安です……」
結論から申し上げますと、学び始めの段階で「タイルがないと計算できない」のはごく自然な姿ですので、全く心配いりません。水道方式では、数をいきなり頭の中だけで処理させることはせず、最終的な目標である「暗算」に到達するまで、以下のようなステップを丁寧に踏んでいきます。
ステップ1:実物のタイルを使う
まずは実際のタイルを自分の手で動かし、視覚的・感覚的に数の量や計算の仕組み(合わせる、取り除くなど)を深く納得します。
ステップ2:二次元の図にして表す
実物のタイルがなくても、タイルの図をノートなどに自分で描いて考えます。手で触れる「物」から、少し抽象化された「絵(図)」へのステップアップです。
ステップ3:計算の途中を数字で表す
頭の中にタイルの図のイメージを持ちながら、計算の途中のプロセス(繰り上がりのメモなど)を数字や式として書き表します。ここで図と数字がしっかりと結びつきます。
ステップ4:頭の中だけでイメージする(暗算)
十分に手が慣れ、イメージが脳に焼き付くと、図や数字を書かなくても頭の中でタイルをスッと動かすことができるようになります。
繰り上がりや繰り下がりなど、計算が複雑になればなるほど、最初の「実物を手で動かして納得する」プロセスが非常に重要になります。「タイルがあれば解ける」というのは、数の概念が正しく育っている素晴らしい証拠です。
お子様が「タイルを使いたい」と思う間は、無理に引き剥がそうと焦らず、存分に使わせてあげてください。このステップを一つひとつ踏んで定着させることで、やがて自然と「もう頭の中でできる!」という瞬間が必ずやってきます。
算数は、ただ「やり方」を暗記して答えを出す教科ではありません。「なぜそうなるのか」を自分の頭で考え、心から納得することが何よりも大切です。幼児からのさんすう専門塾シナプスでは、お子様が「わかった!」「算数って楽しい!」と実感できるまで、この4つのステップを一人ひとりのペースに合わせて丁寧にサポートしています。
焦らず、じっくりと。お子様の「考える力」という一生の財産を、私たちと一緒に育ててみませんか?
タイルを使って目を輝かせる子どもたちの姿を、ぜひ一度、体験授業で見にいらしてくださいね。教室でお会いできるのを楽しみにしています。
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書き手プロフィール

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
TEL : 052-720-7900
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