もう梅雨の季節ですね。
季節を感じられる雨の日に読むのにぴったりな、子どもたちが楽しめる素敵な絵本をいくつかご紹介します。
年齢別に選んでみてくださいね。
0歳、1歳向け雨の絵本
あめかな!
作者: U.G.サトー
内容:
雨が降り始め、暗い空からぽつりと赤いしずくが落ちます。
その後、青いしずく、むらさき、ぐんじょう、エメラルドの雨がざあざあと降り、最終的にはなないろの雨がふりしきります。
独特の技法で紙に色とりどりのカラーインクと水を流し込むことで、雨と光の表現がグラフィカルに描かれています。
赤ちゃんの感性にダイレクトに訴えかける色彩と、耳に心地よい擬音語が特徴で、20年前の月刊誌刊行時に大きな反響を呼びました。
この絵本は、雨の降り始めから雨があがるまでの時の流れを象徴的に描いており、視覚的な面白さが凝縮されています。
お子さんと声に出して読むと楽しい絵本です。
2歳向け雨の絵本
てるてるぼうず
作・絵:おぐまこうじ
内容:
一日の天気のうつろいとともに、愛らしいてるてるぼうずの表情が変化していきます。
子どもの大好きな擬音語だけで書かれているので、はじめての絵本にぴったりです。
3歳向け雨の絵本
かさかしてあげる
作者:こいでやすこ
内容:
雨が降ってきました。傘を持っていないなっちゃんが、困って道ばたで立ちすくんでいると、「かさかしてあげる」と、ありさんがクローバーの傘を持ってやってきました。
続いてかえるさんが、ゼラニウムの葉を持って登場。
その後、うさぎさん、たぬきさん、くまさんが、それぞれ人参、さといも、ふきの葉っぱを貸してくれます。
でも、どれもなっちゃんには合いません。
最後は、犬のジョンが、なっちゃんの赤い傘を持ってやってきて、傘の行列に花を添えます。
それぞれにぴったりのかさを持って歩くラストがほほえましい絵本で、動物たちが優しさを示す姿が描かれています。
学力の土台は言語です。
季節を感じながら楽しく言葉を身につけるのにぴったりな絵本をご紹介しました。
憂鬱な梅雨も絵本を通して素敵な梅雨へ。
子どもと一緒に梅雨を楽しみましょう。
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書き手プロフィール
数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
TEL : 052-720-7900
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