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小学1年生国語で悩む、伸ばす音を分類してみよう

2023/03/06

日本語の伸ばす音の表記には以下のような決まりがあります。

これは、文部科学省文化庁により定められています。

①ア列の長音は、ア列の仮名に「あ」を添える。(例:おかあさん・おばあさん)

②イ列の長音は、イ列の仮名に「い」を添える。(例:にいさん・おじいさん)

③ウ列の長音は、ウ列の仮名に「う」を添える。(例:くうき・ふうせん)

④エ列の長音は、エ列の仮名に「え」を添える。(例:ねえさん)

⑤オ列の長音は、オ列の仮名に「う」を添える。(例:おとうさん・おはよう)

①~③のルールは、覚えやすいですが、④と⑤が問題です。

④の例として、「ねえさん」が挙げられているが、きちんとした単語での活用例は、実はこれだけ。

 あとは以下のように、全て例外です。

・せんせい ・せんべい ・えいが ・とけい ・げいむ など…

 つまり、内閣から示されているルールは原則と例外を逆にして、本当は次のようにするのが現実的です。

 ④エ列の長音は、エ列の仮名に「い」を添える。

⑤も問題です。こちらは、例外が22個もあります。

おおかみ  おおせ  おおやけ  こおり  こおろぎ  ほお 
ほおづき  ほのお  とお(十) いきどおる おおう 
とおる  とどこおる しおおせる もよおす
いとおしい おおい  おおきい  とおい  おおむね おおよそ

 小学生レベルで必要な例外となる代表的な言葉は以下の通りです。

おおかみ・おおやけ(公け)・こおり(氷)・こおろぎ・ほお(頰)・ほのお(炎)・とお(十)・いきどおる(憤る)・おおう(覆う)・とおる(通る)・とどこおる(滞る)・もよおす(催す)・いとおしい・おおい(多い)・おおきい(大きい)・とおい (遠い)・おおむね・おおよそ・おおらか

なぜ、このような例外が   数多く生まれたのか。

その理由と、攻略法は4月のブログでアップ予定です。


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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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