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3歳からできる。算数の文章題に強くなる方法

2022/01/27

文章題の内容が映像化できるか

保護者様からよく、『文章題に強くなるにはどうしたらよいですか。』という御質問を受けます。

私はいつも『文章題の内容が映像化できるかどうかですね。』と、お答えしています。

映像化するには、提示された文章の内容を、自分が経験していることが一番です。

文章題の内容を映像化する方法

そのためには幼児期からたくさんのことを体験してみること。

公園で遊んだり、動物園へいく、キャンプ、河原でバーベキュー、海水浴、登山、ハイキング、スポーツetc。

とにかく体と五感をいっぱい使ってみましょう。

頭の中の映像をアウトプットする「お絵描き」

そして、体験したことをお絵描きして、アウトプットします。

文字が書けない幼児期でもお絵描きなら楽しくできますね。

絵で描けるのは、体験したことをイメージできている証拠です。

上手に書けなくても大丈夫です。

「これはどんな絵かな?」と問いかけて、説明できればなお素晴らしいです。

文章題を絵で描いて解く

文章が読める年齢になったら、一文ごとに絵を描いていきましょう。

体験したことをお絵描きする、という習慣ができあがっていると、文章題を絵で描いて解く、という学習もスムーズにできるようになります。

最近ある保護者様からこんなご質問を頂きました。答えは分かるが式が書けない。

『文章問題の答えは分かるけど、式を作ることが出来ない、国語力の問題ですかね。』とのこと。

文章題の答えが分かるのは、文章の内容を映像化し、理解しているということなので、非常に優れていると思います。

そして文章を理解しているので国語力はついています。

式とは「算数の言葉であらわす」ことです。

式を立てる、とは、映像化した後の、次の段階、文章題の中身を数式を使って抽象化するという段階に入ります。

式が書けないのは、算数の言葉がもつ意味をまだ知らないだけです。

一言で足し算といっても、「+」には様々な種類があります。

シナプスでは足し算の中でも種類ごとに分類し、学習を進めていきます。

“足し算””引き算””かけ算””わり算”の持ついろいろな役割を理解していきましょう。


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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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