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「しきつめ図形」ジグソーパズルで楽しく学ぶ

2021/10/12

5歳、6歳ごろからの図形教育のねらいとは

5,6歳ごろからジグソーパズルを使って次の学習効果を期待します。

形について

長方形、正方形、三角形の簡単な性質に気づく。

・長方形:長辺と短辺がある。(長辺=長辺、短辺=短辺)

・正方形:4つの辺が同じ。

・三角形:直角三角形2つで長方形になる。直角二等辺三角形2つで正方形になる。

方眼を体験する。

・正方形をしきつめてできる形の体験。

位置について

位置とそれをあらわすことばがわかる。

・上中下、左右、右上、右下、左上、左下。

数で位置をあらわすことができる。

空間について

面に着目して、しきつめることによって、平面の広がりを体験する。

ジグソーパズルで楽しく学ぶ

上に述べた内容をジグソーパズルを使って達成していきます。

タングラムなどの平面パズルとは違い、ここで言うジグソーパズルは一枚の絵を例えば、縦3列横3行の9つの長方形にわけて作ります。

絵に着目して完成させていくので、子どもたちの操作そのものに必然性がでてきます。

完成した後もその一部分を操作して、簡単な性質を見つけていく、というように、次のステップへと自然と展開されていきます。

また、まん中に着目するような絵をパズルにすることで、位置の基準が明確になります。

それだけでなく、上中下、左右を表やグラフのような座標にして難しく考えることをしなくても、絵をつなげていくだけで、2次元の広がりを一度に発見し、体験できます。

(まん中を基準に、上中下、左右に広がります)

さらに、完成した絵からピースをひとつひとつとって、異なる場所にうつしかえることで、うつしたピースと残ったピースを見比べて位置を分析的に発見できます。

主体的な学びへ

写真やイラストなどの美的な刺激によって、やってみよう、という気持ちが高まります。

無味乾燥な図形をただ組み合わせていくだけでは、幼児や低学年には動機づけされにくいです。

しかし、ジグソーパズルでは、絵の完成に向けて、内発的に動機づけられ、自らやりとげようと自然に頑張れます。

さらに、やりとげようと頑張り、できあがった絵を見た時、次へのやる気につながるという達成動機も育ちます。

それが、次の学習、図形に限らず広い意味でのすべての学習へのやる気につながっていきます。

ご家庭でも簡単に作れますので、お子様の好きなイラストや絵をジグソーパズルにして遊んでみてください。

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書き手プロフィール

講師:片岡蘭

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。

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TEL : 052-720-7900

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