「幼児専門 さんすう塾」
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幼児からの思考力養成ブログ

やってほしいことは具体的に

2021/01/13
保護者

よく読んでください。

子どもがケアレスミスをしたときに、答えを教えることはせず(本人に気づかせることが大事)、問題をよく読んで、や、見直して、などということが多いと思います。

が、よく読んで、と言われた後に取る行動は、子どもによってばらばらです。

それは、「よく読んで」という指示は、受け取る人間によって、その解釈に幅があるからです。

いつもより、ゆっくり問題を読んだ子や、何回も読み直した子、指をさしながら読んだ子、色々います。

あいまいな指示は、言うのは簡単だけど、受け取る方は?

思い通りに子どもが理解してくれない、行動してくれないときは、こちらの言い方があいまい(色々な解釈のできる)であることがあります。

そもそも、「よく読む」ということがどういうことなのか、そこを教える必要があります。

どのようにすればよいのか、具体的に行動を示してあげることです。

具体的な言い方とは

例えば、問題に「分からない言葉が出てきたら、〇をつける(その後先生に聞く、小学生なら辞書で引く)」、「声に出して、文節で区切りながらゆっくり読む(幼児の場合、文には文節ごとにスペースが空いています)」「一文字ずつ指をさしながら声に出して読む」など、他に解釈の余地をはさまないような具体的な指示を出すことです。

これなら、子どもは何をすればよいのか明確に理解できます。

子ども一人ひとりにとって、最適な方法を見つける。

「よく読む」ということには具体的な指示がいろいろあることがわかりました。

もう一歩すすんで取り組みたいことは、その子にとって、どう読むことで、間違いに気付けるか、です。

もう一度目を通して、気づいたのか、声に出して、気づいたのか、一文字ずつ指をさして、気づいたのか、分からない言葉があったのか、その子がどう読んだから気づいたのかを観察します。

そして、どうしてミスに気づけたのかをその子にフィードバックします。

それを繰り返していくと、指示する人がその場にいなくても(例えばテストのときの見直し)、自分でミスに気付けるようになります。


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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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