「幼児専門 さんすう塾」
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幼児からの思考力養成ブログ

教室で気づいた 学力アップのポイント

2024/07/24

【計算スピードを速めるためには?】

たし算、ひき算を始める前に補数を理解することは非常に重要です。

補数を完璧に理解することで、計算の効率が向上し、くりあがり、くりさがりの計算もスムーズに行えるようになります。

補数とは

まず、補数について簡単に説明します。

補数は、小学校の算数からコンピュータの計算まで幅広く活用されています。

補数は、特定の基数(通常は10進数)において、ある数値をひとつ上の位から引いた値です。

ここでは10進数の補数を扱います。

つまり、10になる数の組み合わせです。

具体的には、

7の補数は、10-7=3です。

6の補数は、10-6=4です。

このように、1~9までの数の補数をパッと思い出せるようにします。

1と9、2と8、3と7、4と6、5と5の5組の数の組み合わせだけなので、そんなに大変ではないです。

算数を学び初めの3歳の幼児さんは

0~5までの数が分かってきたら、最初は‟3”の数くらいから、数の合成を始めます。

1と2で3、2と1で3,3と0で3,0と3で3,

1と3で4、3と1で4,2と2で4,4と0で4,0と4で4、

1と4で5、・・・・・・・・・

というようにです。

もちろん、「と」「で」という日本語は幼児さんには理解しにくいので、授業では別のアプローチをします。

次に、数の分解です。

3は、1と2,2と1,3と0,0と3,

4は、1と3.3と1,2と2,4と0,0と4

5は、・・・・・・・・・

というようにです。

ここでも、「は」「と」という日本語は幼児さんには理解しにくいので、授業では別のアプローチをします。

先取り学習の順番

かけ算の九九も早めに言えるようなっておくに越したことはありませんが、その前に1桁、2桁の繰り下がり、繰り上がりを済ませておく。➡

そのためには10までの補数が完璧でないと………

という、つながりになってきます。

 

補数を理解しておくことで、加減算のスキルを向上させ、二桁の計算もスムーズに行えるようになるでしょう。

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書き手プロフィール

講師:片岡蘭

数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。

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