語彙力不足
算数の指導をしていると、子どもたちの語彙力不足を実感します。
教えても言っている意味が分からない、問題の言葉が読み取れない、などです。
年齢にあわせて簡単な言葉遣いで指導していますが、その言葉が表すもの自体を知らないことが多いです。
脳を成長させる土台
語彙力不足は人とコミュニケーションをとる問題に直結します。
また、子どもたちは日々文章を読み、考え、話し、書き、学ぶことで脳を次第に成長させていきます。
これを支える土台が語彙力です。
書くことで語彙力は増えるか
書いて覚える教育を私たちは受けてきて、今の子どもたちも書き取り中心の教育を受けています。
しかし現在の子どもたちの生活環境は、アニメ、ゲーム、動画配信など、映像中心で、活字にふれることがありません。
一生懸命書いて覚えても使う機会がなければすぐ忘れます。
語彙とは漢字の意味とその使い方であり、だたその漢字を書くこととはちがいます。
大人だって書けない字があります。
例えば、薔薇という字が書けなくても、読めて意味が分かれば生活になんの問題もありません。
しかし、読めなければ意味が分かりません。
意味としての漢字=『訓読み』を習得しよう。
まずは漢字のもつ意味『訓読み』を1つ1つ習得していき、その次に熟語となり、そこで音読みを学びます。
言語能力は2歳くらいから徐々に成長していきます。
しかしまだ身体能力は文字を書くまでには発達していませんので、書き取り中心の教育はすべきではありません。
書くことはさせず、読めるようにだけします。
もちろんひらがな、カタカナを読めるようにすることは前提ですが、漢字もあわせて読めるようにすることで、ぐっと語彙力がそだちます。
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書き手プロフィール
数学教育協議会会員
シナプスメソッドの教育で算数・数学を15年学習しました。講師になって11年。自身の経験を活かし新たな教材を日々開発しています。『論理パズル』を一手に手掛けました。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
TEL : 052-720-7900
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