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最新中学入試情報2020年度名古屋

2020/03/14

2020年度最新入試情報 愛知県名古屋の状況は?

目次

  • 小6児童数、のべ受験者数の推移と前年比較
  • 愛知県日別受験者数分析
  • 愛知県男子中学校別の受験者数の変化
  • 愛知県女子中学校別の受験者数の変化
  • 愛知県共学の中学校の受験者数の変化
  • 入試問題分析
  • 入試問題紹介

中学入試情報分析会に参加予定でしたが、中止され、資料が送られてきましたので、特に気になった点をここでご紹介したいと思います。


少子化の中、受験者数の増減への関係は?

愛知県の小学6年生の児童数は2018年度を下限とし、2019年度、2020年度に若干回復しましたが、2020年度をピークに、今後は緩やかに減少していくとみられます。

2016年
2017年2018年2019年2020年2021年2022年
69,965人69,597人67,219人69,619人70,114人69,698人69,160人

のべ受験者数は4年連続で増加し、2020年は12,000人を上回りました。

2016年
2017年2018年2019年2020年
10,571人11,109人11,311人11,841人12,746人

6か年の中高一貫校への受験人気が続いていますね。

愛知県の小学6年生の児童数とのべ受験者数は前年度と比較して、ともに増加しています。

今年度の人数前年からの増減前年比
児童数70,114名+495名100.7%
受験者数12,746名+905名107.6%

新しい入試日によって受験者数が大きく変動?愛知県日別受験者数分析

1月の第2週に入試を実施する、「海陽中等教育学校」「星城中学校」「大成中学校」「名古屋経済大学市邨中学校」「名古屋経済大学高倉中学校」の受験者が年々増加しており、2020年度は一般的な入試開始である1月の第3週の日曜日のの受験者数を上回りました。

名古屋女子大学中学校は、特奨入試を1月の第2週に変更したことで受験者数が大きく増加しました。

1月の第3週以降の入試日程に大きな変更はありませんでした。


男子校の受験倍率は変わった?海陽中等教育は減少傾向

東海中学校名古屋中学校の入試問題が難しくなった影響で、入試当日の欠席者が前年よりも増加しました。入試の難度は前年並みでした。
南山男子部志願者数、受験者数ともに4年連続で上昇しました。合格者数は変化がないため、実質倍率が大幅に上昇しました。
名古屋中学男子受験生の増加により、受験者数が大幅に増加しました。合格者数の絞り込みもあり、実質倍率が上昇しました。
海陽中等教育入試機会の増加(入試Ⅲ新設)も、受験者数増にはつながらず、実質倍率は減少しました。受験者数は5年連続減少しています。

女子校は大きな変化はなし?

南山女子部前年の高倍率の反動により受験者数は減少しました。(隔年現象)来年度は増加?
愛知淑徳中学人気を継続しています。今年度も多くの受験生が集中しました。
椙山女学園受験者数は前年並みですが、合格者数の絞り込みにより、実質倍率は上昇しました。
金城学院中学奨学金制度2年目も大きな影響はなく、前年並みの受験者数でした。
聖霊中学VAP選考の影響による一般入試への警戒から、受験者数は減少しました。
名古屋女子大学中学特奨入試を1月の第2週に日程変更したことで、更に受験生が増加しました。

共学の中学校は安全志向が影響?

滝中学受験者数が1700名を超えるのは、2009年度入試以来です。実質倍率も上昇しました。
愛知中学特奨制度の拡大がありましたが、大きな影響はなく、前年並みの受験者数でした。
大成中学1月の第2週の受験者数が今年度も増加しました。
愛工大名電1月の第3週(土)(日)での両日受験が増加しました。他校の難度の上昇を警戒したことによる安全志向が影響したようです。
中部大春日丘1月の第3週の日曜日の受験者数が前年と比べて110%でした。愛工大名電と同様に受験生の安全思考が影響したようです。

男女共学問わず、とくに特奨制度による受験者数の増加がみられないことが分かりました。

受けやすさ、中学校の校風、指導内容で受験校を選択する傾向があるようです。


教科別、出題傾向は変わった?入試問題分析

・国語

漢字・語句文法といった知識に関する出題が減り、読解問題が増えています。

知識問題の減少に伴い、7割以上が正答できると思われる比較的易しい問題が減少傾向にあります。

・算数

計算問題の出題が少なくなってきています。

2019年度よりは易しい問題の割合は増えているものの、3割未満の受験生しか解けないと思われる難しい問題が多く出題される傾向が続いています。

・社会

例年通り、地理・歴史分野中心で公民分野は2割程度です。

2020年度は比較的取り組みやすい内容でしたが、2018年度と比べると難しくなっています。

・理科

例年通り、生物・地学・物理・化学がほぼ均等に出題されています。

難しい問題は減っているものの、社会や国語と比べると算数同様に3割未満の正答率だと予想される問題の割合は高い傾向にあります。


入試問題から読み取れる各中学校からのメッセージとは

・算数:椙山女学園

ルールを理解し、作業する中での気づきを発展させていく問題が出題されました。

どれだけ解法を知っているかを試すような「解く」問題から、その場で更に「考える」問題が増えてきています。

・理科:東海中学

家庭での会話や学校での会話を題材にした問題が増えています。

塾や学校のテキストにはない経験・体験をもとにした出題も増えてきています。

・社会:滝中学校

与えられた条件をもとに、自分の考えを論理的に表現する問題が出題されました。

「多角的にものを見ることができる」、「視野を広げることができる」子どもを中学校が育てていきたいという姿勢を問題から読み取ることができます。

・国語:南山男子部

哲学的な文章を用い、他者の意見を理解することが大事であると受験生に伝える問題が出題されました。

自分独自の考えを書かせる設問から、自分の考えを大事にしてほしいというメッセージもうかがえます。


現在の中学入試問題の傾向はどこへ

・「解く」から「考える」へ

単に知識・技術を問う問題から、更に一歩踏み込んで考察・判断する問題が多くなってきています。

・「中学校」から「受験生」へ

入試問題を通して、各中学校から受験生への思いやメッセージを強く感じることができます。

入試は、「その学校で受ける最初の授業」と言えます。


現在の中学入試に必要なチカラ

情報を読み取るチカラ

与えられた情報を自分なりに整理したり、相違点を見つけたりして、取捨選択をすることが重要です。

授業で学習する内容だけでなく、日常にある情報にも目を向けていくことが必要です。

様々な意見を理解するチカラ

自分と異なる意見や考え方を理解し、自発性や積極性、コミュニケーション力も大切です。

自分の考えを持つチカラ

様々な情報や他者の意見に流されることなく、自分の意見をしっかり持つことが大切です。


愛知県の中学入試全般についてとくに気になった点について書いてきました。

次回は、中学入試問題について傾向や内容をとくに算数について書いてみます。



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書き手プロフィール

塾長 片岡聡子

塾長 片岡  聡子

数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して25年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。

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