子どもに、「~してね。」と言ったのに、違うことをしていて話を聞いていないと感じることはありませんか。
そんなとき、どんな声かけをしていますか?
聞いてなかったの?~してねって言ったでしょ。
ちゃんと聞いてね。もう一度言うよ。
など、何回か言い直していませんか。
2回も言えば子どもは話を聞いてくれることが多いでしょう。
集中力がないから人の話を聞かない、ではない。
子どもたちを見ていて思うのは、本人は一つのことに集中している、ということです。
それはもちろん、人の話していることに集中しているわけではなく、別のことです。
何か違うことに集中しているときに、話を聞き逃しています。
人の話に集中させるための声かけアプローチ
視野が広い子は、今集中していることがありつつも、なんとなく周りの様子を感じています。
視野の狭い子は、自分が今集中していることが世界の全てになり、周りの変化に気づきません。
しかし、人の話に集中できないわけではありません。
あ、今から話を聞かないといけないんだな、という心構えを作ってあげましょう。
「 名前を読んだら、顔を見てね。」
私たち大人も忘れがちですが、伝えたい人の顔を見て話す、はとても大切なことです。
子どもに話しかけるとき、子どもと目はあっていますか?
他に集中していることがあるときは、なおさら子どもは顔を上げないでしょう。
耳だけで聞く、は大人でも難しいことです。
まずは、名前を呼んであげて、目線をあわせましょう。
そしてお話を聞く心構えを作ってあげましょう。
「A(ちゃん/くん)、一度しか言わないから、最後まで聞いてね。」
また、一度では聞く耳をもてない子に、何回か繰り返し伝えると、さらに集中して聞かなくなります。
なぜならば、聞き逃しても、もう一度言ってもらえる、と学習するからです。
その悪循環を解消するために、一度しか言わないことを前もって伝えましょう。
ここで注意したいのは、難しいことを伝えるときには使わない、ということです。
「お片付けしようね。」などすでにやったことがあることや、簡単なことを伝えるときに使いましょう。
簡単なことから、人の目を見て話しを最後まで聞く、という習慣をつけていきましょう。
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書き手プロフィール
塾長 片岡 聡子
数学教育協議会会員
幼児からのさんすう専門塾を開講して30年、延べ2,000人近い子どもたちの教育に携わってきました。その経験と実績から『シナプスメソッド』を立ち上げ、子どもたちに提供しています。そして日々子どもたちに寄り添った教材開発を挑戦し続ける毎日です。
幼児からのさんすう×ことば/シナプス
名古屋市東区筒井3-20-3
※ 駐車場完備
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TEL : 052-720-7900
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